イースターってなあに
イースターとはキリスト教の記念日で、クリスマスの次に有名な日です。
(春分の後の最初の満月から数えて最初の日曜日に行われます)
イエスキリストが十字架に架かって死なれ、その三日後によみがえられたことを記念する日です。
そのエピソードが聖書にあります。
紀元33年にイエスが十字架に架かり死なれてから三日目の朝、いつもイエスと共にいた女性達三人が、
死を悲しみながらイエスの遺体に、香りのする油を体に塗るため墓に出かけました。
(当時は岩を掘って作った墓などに遺体を布で包んで安置する方法でした。そして遺体によい香りの油を塗る風習がありました。
また、イエスの場合は遺体を盗まれないように大きな石で墓を封印し、番兵を置いていました)
ところが、彼女達が墓に着いた時には、墓を封印していた大きな石は取り除かれ、その中のイエスの遺体はありませんでした。
途方に暮れている彼女らに天の使いが現れこう言いました。
「恐れてはいけません。あなたがたが十字架につけられたイエスを捜しているのを
私は知っています。ここにはおられません。前からいっておいたようによみがえられたのです。・・・」マタイ28
その後、イエスは弟子達に自分を現され、また一度に五百人以上の人にの前に自分を現され、
確かによみがえったことを示されてから天に昇っていかれました。
それから現在に至るまでイースターを祝っています。
イエスは「わたしはよみがえりであり、命です。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きるのです。」といわれました。
きっと不思議な言葉だと思われますね?
私達の体は死んだら、なくなりますが、霊は(こころ)なくなりません。
イエスを神の子と信じるものは、後の日に朽ちる事の無い新しい体を与えられて、永遠に天国で暮らす事になるのです。
イエスは神様に背いて罪を犯した私達の罪の身代わりとなられ十字架で死なれた後、
悪魔の武器である「死」に打ち勝つためによみがえられたのです。それがイースターの記念日なのです。