大津キリスト福音教会のあしあと

当教会はムーミンやサンタクロースの発祥の地であるフィンランドの宣教師によってはじめられました。
フィンランドの宣教グループはこの関西地方の滋賀、京都を中心に福井、大阪の一部に教会を設立しました。

ここ大津キリスト福音教会は丘の上にあり、琵琶湖や比叡山を見ることができます。

沿革

1962年 フィンランドの宣教師ユッカロッカ氏により大津市秋葉台の地に設立をはじめられた。

1964年 教会の献堂式が行われる

1978年 石山に伝道所ゴスペルハウスを開設する。(後の玉川キリスト福音教会の前身)

〜35年経過し老朽化が目立ち始める。地震などで近所の方々に迷惑にならない為にも建て直しを検討する

1999年5月30日 新会堂を献堂する

2000年10月29日 田上キリスト教会を献堂する

足跡

ある夜、わたしは、夢を見た。
わたしは、主と共に、渚を歩いていた。
暗い夜空に、これまでのわたしの人生が、映し出された。
どの光景にも、砂の上に、二人の足跡が残されていた。
ひとつは、わたしの足跡、もうひとつは、主の足跡であった。
これまでの人生の最後の光景が、映し出された時、わたしは、砂の上の足跡に、目を留めた。
そこには、ひとつの足跡しか、なかった。
わたしの人生で、一番つらく、悲しい時だった。
この事が、いつも、わたしの心を乱していたので、わたしは、その悩みについて、主にお尋ねした。

「主よ。わたしが、あなたに従うと決心した時、あなたは、すべての道において、わたしと共に歩み、
わたしと語り合って下さると、約束されました。
それなのに、わたしの人生の一番つらい時、ひとりの足跡しか、なかったのです。
一番あなたを必要とした時に、あなたが、なぜ、わたしを捨てられたのか、わたしには、わかりません。」

主は、ささやかれた。
「わたしの大切な子よ。わたしは、あなたを愛している。あなたを、決して、捨てたりはしない。
ましてや、苦しみや、試みの時に。
足跡が、ひとつだった時、わたしは、あなたを、背負って歩いていた。」


マーガレット・F・パワーズ
translation copyright(C)1996 by Pacific Broadcasting Association

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