祈るということについて・・・願い事がかなう為に


人は誰しもこうなりたい、こうしたいと願いを持つものです。

それが、自分の出来る範囲ならば努力してやってみますが、結局自分では
どうしょうも無いと思われる事がいろいろあるものですね。

そういう時、貴方なら次ぎの内どれに当てはまりますか?

①それでもやってみる (時間を置いてやってみる)
②諦める
③祈る・誰かに祈ってもらう
④その他

今回はこのうち「祈る」ということにスポットを当ててみましょう。

世間では、私は無宗教だと言う人でも大抵正月には神社で初詣をして手をあわせ、
お賽銭を入れ家内安全、無病息災などを祈り、また少し張り込んでご祈願をお願い
したりします。

盆の時期にはお坊さんを呼んで念仏を唱えて先祖の供養してもらう
重大な願いや行事は坊さんや神主さんにお金を払ってお祈りをしてもらっています。
お祈りの専門家の方に頼んだ方が願いが叶いやすいので専門家にお願いしている
のかもしれませんね。

しかしキリスト教では直接神様にお祈りすることが可能で、しかもお金も要らないのです。
(もちろん牧師に祈ってもらうことも出来ます(お金は要らない))

お金が要らないと言われると、なんだか効き目があるのかどうか心細くなる方も
おられるかもしれませんね。

しかし祈りは答えられるのです。なぜなら

①神様はわたしたちを愛しておられるからです。
 わたしたちも愛する人には最高のものをプレゼントするものですね。
②本当の神様に向かって祈っているので答えられます。
 (本当の神様だから答えてくださるのです)
③神様はわたしたちの祈りを忘れられない方だからです。
 
しかし答えが、耳に聞こえる形で聞こえることはめったにありません。
また、直ぐに聞かれる祈りの答えもあれば、祈ってもなかなか答えられない
祈りもあります。
時には、まったく反対のものを与えられることもあります。

それはもっとも良いものをもっとも良いときにわたしたちに下さろうとしておられ、
後でわたしたちが本当によかったと思うための神様の計画があるからです。

祈りが聞かれるようにするには幾つかのコツがあります。

①できるだけ具体的に祈りましょう。(いついつまでに○○をいくつ与えてくださいと
 言った具合です)
②あきらめないで求め続けましょう
③神様を自分の計りで図らないでおきましょう。
 (いかに神様でもこれは絶対無理と思う事はやめましょう
  神様はわたしたち人を造った方だということを知りましょう)
④願ったことはすでにかなったと信じましょう(これが重要です)
⑤神様に感謝をしましょう、また、たたえましょう(お願いだけではだめ)
⑥神様に罪を告白し、許していただきましょう
⑦困ったときの神頼みではなく、どんなときも祈る生活を送りましょう
これらを心得て祈るときに神様は一番良いときに一番いい方法で答えてくださるのです。

どういう風に祈れば良いでしょう

必らずしもこういう順番で祈らなければならないという形式はありません。
自分の親にお願いするように、心に思ったことを口に出して神様に伝えましょう、
昔ハンナと言う女性は心の憂いをそのまま祈りにしました。
神様は人を通して「安心して行きなさい」とこたえられ、ついには願いがかないました。

そして最後にイエスを通して天のお父様(神様)にお祈りすることがポイントです。
エスは言われました
「あなた方がわたしの名によって求めることは何でもそれをしましょう。
父が子によって栄光をお受けになるためです。(父は神様 子はイエス)
あなた方が、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう」
ヨハネ14-13


最後にアーメン(本当に)でしめくくります。

祈りとは願い事だけでなく、感謝であり、賛美であり、神様との直接的な会話なのです。
貴方も神様に一番良いものを与えてくださるようお祈りしてみてはいかがですか。


イエスが示された祈りの見本
「主の祈り」

天に折られるわたしたちの父なる神様
あなたの御名があがめられますように
あなたの御国が来ますように
あなたの御心が天で行われているように地でも行われますように
わたしたちの日ごとの食物を今日もお与えください。
わたしたちが、自分に負い目のある人を許しましたように
わたしたちの負い目も許してください。
わたしたちを試みに会わせず悪しき者から救い出してください。
国と力と栄とは限りなくあなたのものだからです。

アーメン