「わたしらキリストさん(教)は縁もゆかりもありませんさかい」
「そうやね、たいがいの人はそう思ってはりますね
そやけどクリスマスは祝いますやろ。クリスマスはキリストさんの誕生日ですねん」
「そらまぁ・・・クリスマスは知ってますけど
そんなのアメリカから来たお祭りちゃうの」
「ちょっと違うけど・・・・キリストさんは私らのために生まれはったとしたら、
ゆかりはありますやろ」
「へぇー何でキリストさんは私らのために生まれはったん?」
「それはな、私らの罪のためや」
「ますますわからへんなぁ。
罪とかいわれてもわたし悪い事して、おまわりさんに捕まったことないしなぁ
わたしは関係ないわ」
「ふんふん、例えば おたく、うそついたことありません?」
「そらまぁ・・・あるけど」
「うそつきや、人を憎むこと、盗む事、みんな罪や」
「けど、そんなこと誰でもしてるやん。」
「そやな そやけど神様はたとえ小さい罪でも悪い事することが嫌やねん。
それに何より本当の神様を神様と思わない事が罪なんや。
罪人は天国への道がないんや」
「・・物騒な話やな」
「あんたの親だって自分の子供には良い子でいてほしいやろ」
「そらまぁな」
「神様も私ら人を造ってくれはった「親」やから私らに悪い事してほしくないんや
親は自分の子供は好きで好きでしょうがないやろ。それと同じなんや」
「ふぅーん」
「それやのに、悪い事したり思ったりで相変わらず犯す私らの罪のために、
救いの道を作って天国への道を作ってくれはったんや」
「救いの道?それはどんな方法や?」
「それは 神さまの子イエスキリストが、私たちの罪の代わりに
十字架で死んでくださることだったんや。
そのためにキリストが生まれてくれはったんや
それだけやない、三日目によみがえらはったんや。」
「へぇー、ほんで、わたしはどうしたら救われて天国へ行けるんや」
「それを信じるだけでええんや」
「信じるだけでいいんか?
えらい簡単ですなぁ・・・・・」
神は実にそのひとり子を、与えてくださったほどにこの世を愛された
それは御子を信じるものが誰ひとり滅びる事がないためである
十字架の言葉は、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける
私たちには神の力です。 聖書